毎朝の朝礼が憂鬱...
話している内容が特段仕事に影響が出るわけでもないし...
情報共有ツールとかで通知してもよくない?...
朝礼は本当に必要なの !?
毎日の朝礼で、みんなで集まってスピーチや上司の話を聞く。。。
世間の「働き方改革」とは逆行して、朝礼なんてもう時代遅れだと思っている方いますよね。
僕もいろんな朝礼を体験しました。
時間の無駄だなと思い、何分朝礼に費やしてるのか時間を計っていたときもありました。
逆に朝礼がない会社は朝来てすぐに仕事を始められるし、必要な連絡があれば個別に情報共有ツールなど使えばなんら問題はありませんでした。
しかし、朝礼をこれまで長年やってきた会社にとっては、すぐにはなかなか止めれないものです。
また、あなたが「朝礼やめませんか?」などと言えば別の問題にもなりかねません。
そんなことよりも、朝礼が無駄だなと思う人はこの記事を読んで、あなたが今いる会社と比べながら、今後のあなたの進退を考えるきっかけになればと思います。
朝礼が嫌なら退職も考えるのもありです
僕は、朝礼をしている会社にも所属していました。
その時、すごくこの時間が無駄だなと思い、その弊害を考えていました。
これから、僕が所属した会社の無駄な朝礼とその弊害を解説していきます。
朝礼は無駄です -1人あたり月間5時間もの時間を使っている-
大体 1回の朝礼の時間が15分程度(月曜は20分くらいにも及ぶ)でした。
朝礼の流れとして、まず各課長からの伝達事項。
でもこの伝達事項、別にこの朝礼でなくとも伝えられるはず。
特段急を急ぐことでもないのに、だらだらと話をしているんです。
挙げ句の果てに、その課の成績を発表して単なる自慢話をする。
結局、必要のない話までしてしまうんですよね。
そんな話を聞くために、あなたの大切な時間を取られていては本当に勿体無いですよ。
1分間スピーチなんてただの公開処刑 -ある意味強要なのでパワハラ-
毎日輪番で誰かがスピーチをしているんです。
話す内容はなんでもいいですが、仕事に関係あることに結びつけて終えること。
ニュースとか自己啓発ものまで様々ですが、これ苦手な人が多かったです。
さらに朝礼に出席している権力者の考えとは違う話をしようものなら、その場で「考え方を見直せ!」などどお説教。
必死でスピーチ内容を考えてきたにも関わらず、朝から余計なことまで言われて神経すり減らすなんてありえませんよね。
だから、みんな無難に済まそうということで、当たり障りのないくだらない話ばかり。
聞いていて「...だから何?そこから何を学ぶの?」といったこと多々ありました。
周りの反応も薄いというか「...」状態です。
週休2日制ではない会社が多い
結局、朝礼で誰のためにもなっていない話ばかりして、大切な時間を使うものだから、当然各自の仕事が遅れますよね。
月間にして1人約5時間の無駄です。
長い朝礼にもなると約8時間...月間1日程度の仕事ができないことになります。
会社は、各自の仕事を穴埋めしようと土曜出社にすることで、月間の仕事量を調整しています。
こんな風に勝手にあなたの労働力を搾取しているんですよ。
決断が遅い
朝礼をしている会社は、自ずと会議をすることが慣例となっています。
朝礼に加えて、週間の進捗会議、営業会議、月間の定例会議...そのほかたくさんの会議をします。
例えば、物事を決めるのに、なんでも会議で決定するとか頻繁です。
要するに各自の物事に対する決定権があまりないのです。
だから、作業を進めようにもなかなか進められずデスクにただ座って過ごすことも...
会議で決定してからでないと仕事が進められないので、その分のしわ寄せが残業や休日出勤になることもあります。
古い体質の上司が多い-時代遅れ-
会社の権力者(社長や以下部課長)にはその実施する会議で、直接影響がある社員のみを集めなければ...といった考えがそもそもないのです。
恐らく、長年実施してきた会議というイベントに固執しているのでしょう。
「国会は国権の最高機関で、国の唯一の立法機関」と同様の捉え方で「会議は会社経営の最高機関で、唯一の決定機関」というように...
社員への周知や案件の議論は大切です。
しかし、その実施する会議で、直接影響がない社員を集めていては非効率的。
関係のない話、会議に出てなんの恩恵も受けないのは意味ないですよね。
さらに、「関係ないけど、この会議に出席すれば勉強になるよ」などということは、会議に出席してみないと明らかにわからない状態です。
バブル期のような何をやってもお金が入ってくるような時代ではありません。
今の時代の「働き方改革」において業務効率化が急がれているのです。
こんな昔ながらの会社の運営では、その会社自体の未来も危ぶまれるし、あなたにとってもその危険が及びます。
世間は「働き方改革」で業務効率化を目指している-朝礼は基本廃止すべき-
全ての朝礼が無駄だとは決して言ってません。
必要な時に必要な社員のみを集めて効率よくすればいいと言っているわけです。
「働き改革を実行するぞ!各社員!効率よく仕事をして残業せずに帰ってね!!...」
などと急に言われてもできるわけありません!!
まずは、会社自体がが変わらないと各社員は何もできないと言いたいわけです。
その中でも、まず最初に朝礼というものにメスを入れないといけません。
朝礼のアンケート-必要性について解く-
インターネットリサーチの「NEXER」が朝礼の必要性についてアンケートを実施しました。
朝礼の必要性については、「必要だと思わない」と答えたのは54.6%。
朝礼に対する声も。
「フレックス勤務があって柔軟に働けることはもちろん、朝礼がないというのはいいですね。今思えば、1分間スピーチとか今日の予定を共有、ラジオ体操をする意味ってなんだったんだろうと思います。働き方改革が進むなか、冷静に考えると、朝礼はオワコンというか、時代に沿っていないですよね。しかも、朝礼は勤務時間外でしていて、手当とかなかったですから」
「職種によるとは思うんですが、少なくとも事務系の職場には朝礼の必要性を感じません。もし、どうしてもしたいなら、せめて週1にするとか、オンラインとかにしてほしい。朝礼はむしろ朝からテンションが下がるので勘弁してほしい」
確かに職種にもよるとの声もあります。
必要かどうかは各社員がしっかりとその必要性を理解していると思うので、会社としてはどの職種が必要でどの職種が必要ないのかを見極めて欲しいです。
朝礼はやめれなくてもオンラインツールで効率化!
しかしこれまで恒例でやっていた朝礼を急になくすなんて無理では?...
そうですよね、急にはなくせません。
でもそういった会社がよく使っているのが「Chatwork」というオンラインツールです。
Chatworkを導入している会社の声
報告・連絡・相談をかなり減らせましたね。前職では支店が6つくらいあって、会議がとにかく多かったんです。月曜火曜あたりにものすごく会議が入っていて、その中身といえば私が「あれどうなってんの?」って聞くだけ。それにほとほと疲れていました。「報告・連絡・相談」にChatworkを使うことで、毎週月曜日に社員10名弱を集めておこなっていた6時間の会議が、2時間にまでグッと減りましたよ。
業務効率化したい会社なんてたくさんあります。
大事なのは、効率化したいという意思がしっかりとあるかどうかなんです。
業務効率化し少しでも社員の残業を減らしたい、社員の負担を減らしたいと思う会社はなんらかのオンラインツールを導入しています。
まとめ
ポイント
無駄な朝礼がある会社のおいて、あなた自身の「働き方」なんて何も変わりません。
「働き方改革」を真剣に考えている会社ほど、オンラインツールなど使っている。
あなたがいくら「働き方」を変えようとしても、会社自体が変えようとしない限りなにもかわりません。
そのままではあなたの未来が危ぶまれます。
そうならないためにも、今一度現在の職場を考え、進退を考えてみる必要がありますよ。