最近よく聞く在宅ワークという言葉を初めて聞いた時、
「内職の進化形?」「結局内職と一緒でしょ?」
とか思っていたんですが、色々調べてみると立場であったり仕事のスタイルの違いなどあったのでここに書いていきます。
「内職」と「在宅ワーク」の違いって何?
【内職について】
まず内職の定義は「自宅で空いた時間を有効に使って手作業で仕事を行う」ということ。
どんな仕事があるかというと、
例えば
箱の組み立て
縫い物
シールやラベル貼りなど
単純で経験がなくても働ける仕事が多いようですが、根気を求められる仕事です。
これらは自治体のセンターなどで紹介してもらえます。
仕事は事業者から原材料を受け取り手加工した完成品を納品することで対価(工賃)を得ます。
家内労働者は特に委託者に請求する必要はなく、決められた支払期日になると工賃の支払いが行われることで労働者としての扱いになります。
また法的にも「家内労働法」が適用されていて工賃や安全・衛生面で保護されており、家内労働手帳などが作業前に委託者から家内労働者に渡されます。
【在宅ワークについて】
比較的に新しい働き方で在宅ワークの定義は「パソコンなど情報機器を用いて自宅で行う仕事」です。
例えば
WEBデザイナー
ライター
コールスタッフなど
自身の専門性やスキルを生かしたい方向けの仕事が多いですが、中にはデータ入力や情報収集(商品リサーチ)などの単純作業もあり、クラウドワークスやランサーズといったサービスからお好みの仕事をを見つけられます。
作業前には発注者との間で「請負契約」を結び、作業完了後には発注者に対し「請求」を行うことで報酬を得ることができます。
そのため在宅ワークは個人事業者になります。
ただ法的にはまだ何も整備されていないようです(ガイドラインはある)。
いろんな働きかたを選べるようになりましたが、それぞれメリット・デメリットはあります。大事なのは現在のご自身の生活やスキルに合わせた仕事を選ぶのが最良の方法だと思います。