7月30日は「梅干しの日」
でも...
由来は何?
食べるとどんな効能があるの?
梅干しは、おにぎりなどごはんのお供としてぴったりの食材です。
また、普段仕事による疲労が溜まったり、ストレス、食欲不振などといった悩みをお持ちの方にとっては、それを解消してくれる食材でもあるのです。
今回は、7月30日の「梅干しの日」にちなみ、その由来や「梅干し」の効能、梅干しを使ったおいしい料理について解説していきます。
これからさらに暑くなる時期!
梅干しを食べて、いつまでも元気に過ごしましょうね!!
「梅干しの日」の由来
和歌山県は、日高郡みなべ町にある「梅」に特化した食材や飲料を製造・販売する「東農園」が制定。
梅干しを食べると「難が去る」➡︎なん(7)がさる(30)という語呂合わせです。
では、なぜ梅干しを食べると「難が去る」のでしょうか...
梅干しは古来から健康に良いとされてきました。
時代は平安時代、村上天皇が「梅干し」と昆布茶で病を克服したという説もあります。
また、江戸時代には農作物が実らず人々が飢えに苦しんだ(天明の飢餓)時期もありました。
しかし、この頃にも村上天皇の言い伝えから「梅干し」を食べることで餓死者はほとんどいなかったと言われています。
僕たちが普段なんとなく食べている「梅干し」。
それは健康に良いとは知っていたけれども、具体的にどのようなことに効力を発揮するのでしょうか?
調べた結果を、次節で解説します。
「梅干し」の効能
梅干しは、大きく以下3つの効能があります。
- 疲労回復
- 食欲増進
- 二日酔い解消
どれも、現代人が抱える悩みを解決してくれそうなことばかり!
まずは、毎日お仕事で忙しいあなたの悩みである「疲労」。
その効果について解説します。
1.疲労回復
「梅干し」は疲労回復に良いと言われています。
その理由は、梅に含まれている「クエン酸」。
「クエン酸」とは梅干しを食べた時のあの酸っぱさの成分のことで、代謝をスムーズにする働きがあるのです。
「クエン酸」の働きは、梅の効能を研究している団体があるので、詳しくは下記を参考にしてください。
とにかく梅に含まれる「クエン酸」は、疲労回復だけでなく、腰痛や肩こりなどの緩和、老化防止に役立っています。
ですから梅干しは、日頃からお仕事などで忙しい会社員の方や、主婦の方などにとっては大変効果のある食材です。
「疲れを翌日に持ち越したくない!」
「いつまでも若々しく過ごしたい!」
これから、ますます暑くなる時期で疲れやすくもなりますよね!
だかららこそ「梅干し」はそんな疲労回復に最適です。
【疲労回復に良い食べ物~運動後】
運動後すぐにレモンやグレープフルーツ、梅干しなどを摂取すると良いです。
これには、細胞内でエネルギーを作りだす為に使用されているクエン酸や酢酸を補充する効果があります。— よし@健康コンサルタント (@yoshi_consul) December 26, 2019
2.食欲不振
「梅干し」は食欲不振にも効果を発揮します。
梅干しを見たり、想像したりすると自然に唾液が出てきますよね!
なぜ唾液がでるかというと、梅の酸味によって唾液の分泌が盛んになるからです。
そうなることで、食欲を増進させ、さらに消化をも助けてくれます。
ストレスや暑い時期により食欲がない方にとっても大変おすすめです。
僕自信、とにかく暑い時期になると食欲がなくなります。
そんな時に「梅干し」一つをおかずに添えるだけで、ごはん一杯食べられます。
また梅茶漬けなどしても、サラッと喉を通るので手軽に食事をとることができます。
食欲がないからと、何も食べないのは体にとって良くないですからぜひ試してくださいね!
胃腸型感冒が増えてきています。
胃のムカムカ、吐き気、下痢、食欲不振が特徴です。
生物、脂っこい料理を避け、胃に負担をかけないようにお粥がお勧めです。
山椒の実や八角、解毒作用のニンニク、紫蘇、生姜、酢、梅干しなど料理にうまく活用してお正月の胃の疲れを癒していきましょう! pic.twitter.com/NP32pTuxiL
— 土屋幸太郎@土屋薬局 山形県東根市 (@tutiyak) January 2, 2019
3.二日酔い解消
「梅干し」は二日酔いの解消にも効果的です。
熱いお茶に入れて飲むと、より効果があるようです。
また、お酒をのむ前にも「梅干し」を摂取することで、アルコール成分の吸収を緩和してくます。
夏になると、キンキンに冷えたビールがおいしい季節でもありますよね。
また、飲み会なども増えていく時期でもあります。
ですから、会社員の方にはお酒を飲む前、飲んだ後にはぜひ食べることをおすすめします!
「梅干し」を食べて嫌な「二日酔い」を緩和し、楽しい飲み会にしてくださいね!
【二日酔い対策】
□カリカリ梅
吐気・倦怠感・食欲不振梅干しに含まれる有機酸が二日酔いに効く。クエン酸は唾液の分泌を促進、消化を良くし、胃酸の分泌を増やし、食欲増進にもつながる。疲労回復効果も期待できる。コンビニにはカリカリ梅干は塩分過多のため量には注意。
— 運動のお兄さん (@daiking_fitness) December 30, 2019
「梅干し」を使ったおいしい料理
ここでは「梅干し」を使ったおいしい料理を紹介します。
「梅干し」だけ食べてもおいしいけれど、料理に混ぜると梅の風味が混ざりより一層おいしくなります!
【きょうの料理ビギナーズレシピ】「梅のせ卵とじうどん」最後にのせた梅干しをくずしながらあじわいます。卵のまろやかさと梅の甘酸っぱさは絶妙の相性です。 https://t.co/phxQ80yDFM
#レシピ #minkyou— みんなのきょうの料理 (@m_kyounoryouri) December 2, 2019
食欲がない時は、梅の酸っぱさがアクセントとなりスッと喉が通りやすくなりますよ。
ですので、風邪を引いた時にもおすすめです。
【だしいらず雑炊】しらすとおかかからうまみが出て、だしいらずの一品!梅干しをくずしながら食べると美味しいですよ。 https://t.co/bjGH4hkqc8
#レシピ #minkyou— みんなのきょうの料理 (@m_kyounoryouri) December 29, 2019
雑炊といえば「梅干し」ですよね!
またしらすやおかかといった、出し汁もおいしいので「梅干し」との相性は抜群!!
お酒の席でのシメにぴったりです✨
【たまねぎの梅酢漬け】赤梅酢に漬けたたまねぎは、辛みが抜け、みずみずしい梅風味になります。豆腐などに乗せてどうぞ。 http://t.co/pV4YGsBBrn
#レシピ #minkyou— みんなのきょうの料理 (@m_kyounoryouri) June 10, 2015
梅干し作りでできた、梅酢を使った料理です。
梅酢がドレッシング風味となって、玉ねぎを味付けしてくれます。
そのまま食べてもあっさりしているし、豆腐やサラダにのせて食べてもおいしいですよ。
まとめ
7月30日の「梅干しの日」の由来や「梅干し」の効能について解説しました。
- 「梅干しの日」の由来は「難が去る」➡︎なん(7)がさる(30)の語呂合わせ。
- 和歌山県の梅製品を取り扱う「東農園」が制定。
- 忙しい会社員や主婦などの疲労回復や食欲不振に効果があり、ストレス・二日酔いを緩和します。
昔からの言い伝えである「梅干し」は、現代人においても絶大な効果を発揮します。
これから、さらに暑くなる時期でもありますから、梅干しを食べていつまでも健康で過ごしてください。