警察官を辞めてしまう人はどのくらいいるんだろう?
離職率とか知りたいな。
そんな疑問に答えます。
テレビドラマや映画などで、警察官の仕事は派手なアクションで犯罪者を捕まえたり捜査したりと、カッコいいイメージがありますよね。
そんなイメージから、警察官になりたいと思っている人もいるのではないですか?
でも一生懸命勉強して合格しても、仕事がキツくて辞めてしまったら意味がありませんよね。
この記事では、警察官を辞めてしまう人はどのくらいいるのか(離職率)、そして警察官をおすすめする理由なども解説していきます。
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警察官の離職率は低い!?
街でよく見かける警察官(地方公務員)の離職率を調べてみました。
データは平成29年
全国の警察の人数は260,431人。
辞めた警察官は2,728人(定年や勧奨退職などを除いたいわゆる自己都合退職者の人数)。
2,728人 ÷ 260,431人 × 100 = 1.047(約1%)
平成29年の警察官の離職率は1%程度なのです。
同様に、そのほかの年の離職率も算出してみました。
平成28年 | 平成27年 | 平成26年 | 平成25年 | |
警察官人数(人) | 259,158 | 258,076 | 256,828 | 256,026 |
離職者数(人) | 2,632 | 2,719 | 2,945 | 3,251 |
離職率(%) | 1.016 | 1.054 | 1.147 | 1.27 |
警察官という職業柄、危険、厳しい、辛いなどマイナスなイメージで離職者も多いように思いますが、以外にも低いのです。
ちなみに、他の公務員である一般行政や消防職などについても調べました。
一般行政職
データは平成29年
全国の一般行政職の人数は912,145人。
辞めた人は7,123人(定年や勧奨退職などを除いたいわゆる自己都合退職者の人数)。
7,123人 ÷ 912,145人 × 100 = 0.78%
消防職
データは平成29年
全国の消防職員の人数は96,661人。
辞めた人は905人(定年や勧奨退職などを除いたいわゆる自己都合退職者の人数)。
905人 ÷ 96,661人 × 100 = 0.93%
こちらも警察官よりも低くなってはいますが、気になるような差ではありません。
次に民間企業の離職率も見て比べてみましょう。
民間の離職率は15%程度!
民間企業の離職率を調べてみました。
赤い線が離職率です。
大体15%程度で推移しています。
比べ物になりません!
警察官の離職率は、民間の離職率に比べて圧倒的に低いことがわかります。
警察官はおすすめ!
ポイント
警察官の離職率は1%程度
国民の生活の安全を守る警察官の仕事は、危険、キツイ、勤務が特殊など悪いイメージもあります。
しかし、常に正義感をもち、安全と安心のまちづくりに貢献しているという警察官の仕事は、国民にとってはなくてはならないものなのです。
また、公務員という安定や、ほかの公務員と比べて割高な給与や手当などといったことも考えると、非常に大きなやりがいのある職種だと思います。
最後に元警察官や、現役警察官の口コミを一部紹介します。
口コミ
仕事のやりがい・キャリア
基本的には安全安心の街づくりの為に仕事していますが、私達をよく思わない人達もいます。
でも基本的には皆様から感謝される事が多いです。私達も都民の安心安全な暮らしを届け感謝され信頼される為に仕事をしています。
年収・給与(給料)・ボーナス(賞与)
安定した給料が貰えること。
配属後も寮などが完備されており寮費も安く食堂などもあるため経費はあまりかからない。
将来を見据えて仕事するなら給与構成はいい方だと思うの。
ただ残業代などは配属先などで違うため貰いにくい所もある。
労働時間・勤務時間・残業
正直一般企業とは全く異なる為時間を費やす仕事です。
忙しい所属では残業は当たり前の所もありますが基本的には定時帰れます。
残業した分はしっかりとお金になって戻ってきます。
勤務時間も管理されてる為問題ありません
休日
休暇申請をすれば勤務割に合わせて休暇が貰えます。
年末休暇や長期休みなどもしっかりと申請させすれば誰でも貰えます。
但し自分の予定に合わせて休みが必ず貰える前提で申請してしまうと取れない可能性もあるので注意です。
福利厚生
公務員だからしっかりしています。
東京だけでなく様々なところにいろいろな施設やサービスがありますが、公務員ならではの福利厚生がほとんどで特別待遇といった福利厚生や施設やサービスは、ありませんが家族で利用できます。
教育・研修
【社員の成長のための取り組み】語学研修等幅の広い研修制度がある。また、職務上必要となる資格(大型免許、TOEICなど)は一部が公費で補助が出るなど、資格を取らせるための制度もある。
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