みなさん、職場で愚痴をこぼすこと、もしくは他人の愚痴を聞くことってありますよね。
そもそも愚痴をこぼしたからといって何も解決するものでもなく、他人の愚痴を聞いたからって自分が何か変わるものでもありません。
せいぜい愚痴をこぼすことで気が楽になり、愚痴を聞いたところでいい人と思われる程度。
要するに両方とも時間の無駄だと思っています。
結論になりますが、なんのメリットもない愚痴を職場で言わない方がいいですよ。
また愚痴を言われても当たり障りない返事をした方がいいです。
また後半では、愚痴を言わずに解決する方法を解説しています。
職場で愚痴はなぜ言ってしまうのか?
まず愚痴とは悪口でもなく、自身が低評価されたと思った場合にそれを否定したり持論を正当化しようとして発言してしまうものだと思います。
例えば、
給与・賞与が思っていた以上に低かったり
自分の意見よりも他人の意見が賛同されたり
言い方を変えれば愚痴を言う人って、自分のプライドがあってそれを基準に愚痴るかどうか判断しているようです。
愚痴をこぼす対象は?
そしてその愚痴は、
自分と親しい
自分と価値観や考え方が同じ
同じような境遇
の仲間に対して愚痴ります。
なぜならそういった仲間であれば自分の意見に賛同してくれたり、心に傷がつかない程度でなだめてくれると判断するからです。
なので影響力のある社長や部長(役職)などに対しては愚痴りません。それはなだめられるどころか苦労のいる改善努力を強いられるからです。
面倒なことはやりたくない、これまで自分がやってきたことを簡単に正当化させたいがために仲間のみを頼っているわけです。
愚痴を職場で言わない方が良いという理由
愚痴を仲間に対して言ったとして、もしその愚痴が影響力のある人に知れ渡った場合、どうなるでしょうか。
ああやって愚痴の言うやつだからと、ほっとかれる
説教タイムで改善努力を強いられる
説教なしでいろんな圧力を掛けられる
いずれもその職場に居づらくなります。
努力次第でなんとか乗り切ることは出来ますが、職場の評価を受け入れるための気持ちの改善が必要です。
愚痴を仲間に言ったことで今後の交流もギクシャクする
愚痴は仲間に対して言いたいものです。
しかし仲間は聞きたいものではありません。
仲間は、愚痴を聞いたところで何の利得もないし、的確なアドバイスをすることで余計に刺激を与えて不快な思いをお互いにしてしまうことを悟っているからです。
なので仲間は的確なアドバイスもなく、なだめるだけで終わるでしょう。
また、この人は「愚痴をこぼす人なんだ」と距離感を置かれるようなことにもなりかねません。
そうなればさらに職場に居づらくなりますよ。
職場で愚痴を言わずに解決する方法
悔しい気持ちはわかります。
誰かに聞いてほしい気持ちもわかります。
しかし、職場で愚痴を言っていても良いことは何もありませんし解決にもならない。
なので
「なぜ自分は低評価なのか?」
と考えることが大事です。
低評価の理由を探る方法
まず高評価の人と比べるのが一番手っ取り早い方法です。
例えば給与が高いというのは、その人は会社に対して何らかの利益をもたらしているからです(貢献度が高い)。
以下の例から紐解きます。
例1)膨大な量の仕事をこなしている人
単純に仕事をやっていてはこれは出来ません。
日々の努力、その上で常に疑問を持ちつつ仕事をやっていくことで可能になります。
また、工夫・アイデア、それを生むための地道な経験も必要です。
例2)いろんな知識を持っていてどんな仕事でもこなす人
仕事プラスアルファで見えないところでの努力が必要です。
例えば仕事が終わって帰ったあとニュースなどで最新技術の情報を得て勉強したり、また興味ある仕事であれば自ずと知識を習得しようとするはずです。
そういう得た知識が効果を発揮します。
例3)高い営業力で顧客獲得する人
センスもあると思います。
でもそうでない人は営業力のある人の営業を見てそこからトークを学び→実践→反省を繰り返してきたことによるものだと思います。
例4)発言力・表現力が豊かで誰でも納得させることができる人(人を惹きつける力がある)
これもセンスもあると思います。
でもやはり人を納得させるには、人が持っていない知識を持っていることがまず大事だと思います。
まとめ
職場で愚痴は言わない方が良いです。
おそらく愚痴を言う、言った人はわかっていると思いますが、愚痴っても何にも解決できません。
むしろ、職場にいづらくなるだけです。
愚痴を言うぐらいなら、それを言わないようにするためにはどうすればいいかを考えることが、効率的でしかも自身を成長させてくれるものとなります。
単に愚痴を言って気が楽になるだけなら、専門の業者がいるのでそこに任せた方が確実に楽になれますよ。