今回の「嵐にしやがれ」に矢野良子さんが出演します。
矢野良子さんは元バスケットオリンピック選手で、日本に女子3×3リーグ「3W」を立ち上げた立役者。
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クラファン公開され
始まりました‼️
是非、宜しくお願い致します‼️https://t.co/HkB2HxtyC8— 矢野 良子 Ryoko Yano (@ryokoyano) August 17, 2019
矢野良子さん率いるチームVS嵐チームのバトルです!!
おもしろそうですね!
で、今回はこの女子3×3リーグ「3W」とは何?、矢野良子とはどんな人?なのかを紹介していきます。
女子3×3リーグ「3W」とは?〜東京オリンピックの正式種目〜
簡単に言えば3人制のバスケットボールリーグです。
3人制のバスケットはスリーバイスリー(3×3)と言うそうです。
このスリーバイスリー(3×3)のルールについてですが、普通のバスケットと比較して簡単に説明しますね。
バスケットボール(5人制) | スリーバイスリー(3×3) | |
試合時間 | 10分4クォーター制 | 1試合10分(21点先取で勝利) |
ショットクロック | 24秒 | 12秒 |
ボール | WJBL(日本女子バスケット)6号 | 6号級の大きさでかつ7号球の重さ |
得点 | スリーポイント、ツーポイント、ワンポイント | ツーポイント、ワンポイント |
コートサイズ | 横15m×縦28m(フロントコートとバックコート) | 横15m×縦11m(ハーフコート) |
特徴的なのは、1試合10分のノックアウト方式であること。
バスケットボールのようにクォーターで区切られているのではありません。
また、時間内でどれだけ得点したかを争うものでもなく、最初に21点を獲ったチームの勝ち。
狭いエリアでのプレイとなるので、ショットクロックも半分となり、よりスピーディで迫力のあるゲームが期待されますね。
実はこのスリーバイスリー(3×3)、東京オリンピックで正式種目となっているんですが、その出場に情熱を注ぐ人物がいるのです。
それは、矢野良子さん。
矢野良子とはどんな人?〜3W始動!!〜
徳島県出身の女子バスケットボール選手。
ポジションはフォワード。
正確なシュートが武器です。
JX-ENEOSや富士通、トヨタに在籍し、数々のチーム優勝やMVPを獲得!
アテネオリンピックの日本代表にも選出されるほどの人物なのです。
オリンピックでの借りはオリンピックで返すことを誓う!
しかし、矢野良子さんは出場したアテネオリンピックでの対ギリシャ戦での出来事に悔いを残してるのです。
それは、逆転を目指す場面でのスリーポイントを外してしまったこと。
僕もバスケット観戦だったり、審判としてコートに立つことがあるので、逆転を目指すこのスリーポイントは誰しも注目します。
その後、矢野良子さんはリベンジを決め現役にこだわり続けオリンピックを目指します。
...が予選敗退でオリンピック出場できなかったり、日本代表に漏れたりと引退の2文字がよぎったのです。
スリーバイスリー(3×3)に転向
しかし、東京オリンピックでスリーバイスリー(3×3)が正式種目になることを知った矢野さんは、バスケットボールからスリーバイスリー(3×3)に転向するのです。
さらにここで問題が、、、
そもそも、日本には女子の3人制(3×3)バスケットボールの活動環境がありません。
オリンピックに出場するためには、国際バスケットボール連盟(FIBA)の承認が必要で、その条件を満たすだけの試合ができないのです。
そこで矢野さんは、3人制(3×3)リーグの立ち上げのために日々の練習に加えて、スポンサー探しなど資金集めを2年間しました。
まさに、休みなし!
睡眠を削ってまで、目標に向かう姿は今の社会人にも刺激を与えてくれます。
このころ矢野さん39歳、ついに2018年9月29日、女子国内最高峰のリーグ「3W」は開幕したのです。
まとめ
3Wは最大12チームで争うトーナメント戦。
「いつでも、どこでも、誰でも楽しめる競技」として参加費、観戦料はなんと無料なのです。
3×3バスケットボールの東京オリンピック日本代表が決定しましたが、この新たなバスケットリーグ「3W」にも注目していきたいですね!
そして、矢野さんのオリンピック代表入りも期待してますよ!