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初心者バスケ審判

ペネトレーションで一歩踏み込め!〜接触の影響がわかるよ!!〜

選手同士の接触があったんだけど、プレイは問題なく進んでいる。。。

こんなことよくありませんか?

でも稀に、この状況で笛を吹いてしまってファウルをとる審判の方いるんですが、間違っていますよ。

(僕もついやってしまうことはあります💧)

正しいのは、以下のような例でプレイに影響がある場合になります。

ポイント

選手同士の接触があって、(オフェンス)選手が体制を崩してしまってボールロストした、もしくはレイアップシュートに行けなかった...

結論になりますが、きちんとペネトレーションをしていれば判断できることなんです。

要するに、審判の足も気持ちも1歩前に踏み込んでプレイを見て、どのような結末(バランス崩した、シュートできなかったなど)になるかを最後まで見極めることが必要だということです。

ではどういう時にペネトレーションを実践していくのか解説していきます。

 

バスケ審判をやるなら絶対持っておきたい1冊!

 

1歩踏み出して状況を見る!

ペネトレーションは選手同士の接触の影響を見極めることに目的があります。

まずこのペネトレーションをしていないとファウルというジャッジはできません。

なぜなら、ファウルとは接触責任影響の要素がすべて揃ってこそジャッジできるものだからです。

例えば、スペースウォッチングによって、選手同士の間を見て接触がないか見極めます。

スペースウォッチングとは?
スペースウォチングですべてが見える!〜選手同士の間をみること!〜
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しかし、スペースウォッチングは選手同士の接触があった事実責任を見極めることが目的なので、影響までは判断できません。

影響を確認するには、「審判の足」「絶対に見逃さない!という気持ち」も1歩踏み出すことにより確認できるものなのです。

要するにファウルとはっきりと判断できるのは、スペースウォッチングにより選手同士の接触があった事実責任を見極め、ペネトレーションにより影響を確認して初めてファウルというジャッジができるということです。

選手が密集したところは特に注意!

ではどのタイミングでペネトレーションをすればいいのだろう?

こんな疑問がありますよね。

例えば、ゲーム開始の時などボール保持しているオフェンスの選手にあまりプレッシャーがかかっていない場合など、明らかに接触の可能性が低い場合にはペネトレーションはしません。

どの状況でもペネトレーションをやっていると審判の体力が持ちませんし、なんと言っても選手の邪魔になります。

こんな時はスペースウォッチングだけでOKです。

ではどういう時にペネトレーションを実践するのでしょうか、解説します。

ゴール下のリバウンドの時

この状況は、選手同士の接触は必ずあると思っていてください。

ミニバスだとかなりの確率で接触がありますよ。

なぜなら、この状況はギリギリの攻防で空中戦を制してボールをとることで、お互い戦局を有利にしたいからです。

しかも、空中戦ということもありますので体のコントロールは難しいのですから。

選手も密集しやすくなるので、まずは接触の事実を見るためにもしっかりとスペースウォッチングを実践して選手同士の間をみることを実施してください。

そして、ペネトレーションにより足も気持ちも1歩踏み出して見てください。

ドライブインを仕掛けている時

この状況は、オフェンスはスピードに乗っていることもあり接触がかなり起きやすいです。

この時もミニバスだとかなりの確率で接触がありますよ。

ディフェンスの選手は動いているオフェンスの選手に対してディフェンスしていきます。

しかも、得点が決まるか否かという時なので、ベンチや観客もこの場面を注目しています。

ここのファウルを逃すと、即クレームですよ!

ですから、とにかく接触は必ずあると思ってスペースウォッチングとペネトレーションを実施してください。

しかし、バスケ審判初心者の方であれば、ドライブインを仕掛けている状況のファウルは比較的とりやすいのかなと思います。

ですので、この状況で笛を吹いて慣れていって欲しいです。

まとめ

ポイント

ペネトレーションにより足も気持ちも1歩踏み出して見てください。

絶対見逃さない!という気持ちを持つことで、最後の影響という部分も見逃すことがなくなります。

オールウェイズムービングで接触の事実と責任を確認し、ペネトレーションで影響を確認できればファウル成立ですよ!

ただ、注意しておきたいのが、あまりにも踏み出し過ぎて選手と審判が接触したり、次のプレイに反応できず状況が見れなかったということがないようにしてください。

その場合、ある程度距離を置くことも大事なので、戦局を読みながら適宜対応してください。

 

このペネトレーションは「審判の四原則」の1つで、上手くなるための一つの手法です。

 

そのほかにオールウェイズムービング、ボクシングイン、スペースウォッチングという原則もありますので、もっと上手くなりたい!という方は下記リンクもぜひご覧くださいね!

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