6月22日はかにの日!?
なぜ解禁される11月じゃなく6月なの?
由来は?
どんな「かに」がおいしいの?
おいしい「かに」が食べられるところが知りたいな!
冬の味覚である「かに」。
11月ともなると、僕の地元(石川)でも「かにまつり」が開催され大いに賑わいます。
しかし実は、夏でもおいしい「かに」が食べれることをご存知でしょうか?
この記事では、「かにの日」にちなんでその由来や目的、夏でもおいしく食べられる「かに」について紹介していきます。
「かにの日(6月22日)」の由来や目的
「かにの日」の由来は2つ!
- 星座占い
- 五十音の順番
それぞれ解説していきます。
1.星座占い
まず一つ目の由来は、星座占いである「蟹座」の始まりの日付が「6月22日」であるということです。
星座占いの「蟹座」と食べる「かに」とは全く関係ないですから、ますます疑問が湧いてきませんか?
ではもう一つの由来も見てみましょう。
2.五十音の順番
「かに」の「か」と「に」注目してください。
まず「か」は五十音順で「あいうえおか」と6番目のひらがなです。
次に「に」もおなじく五十音順で「あいうえ....に」と22番目となります。
よって、それぞれの数字を取って6月22日。
星座占いの「蟹座」のはじまりの日付(6月22日)と、五十音の順番から6月22日と決めたようです。
しかし少し無理やり感がありますよね。
では一体誰が何の目的で、夏の6月22日を「かにの日」に制定したのでしょうか。
次節で解説します。
誰が何の目的で制定したのか?
実は、6月22日を「かにの日」に制定したのが、大阪道頓堀に本店をもつ「かに」料理専門店の「かに道楽」!
さすがは大阪だけあって、ユーモア感溢れていますよね。
では何のために制定したのかというと、夏の「かに」の魅力をPRしたいという目的があったのです。
なぜなら「かに道楽」では、夏でもおいしく頂ける「かに」が食べられるというのです。
しかし「かに」というとどうしても冬をイメージしがちではないですか?
熱い鍋に「かに」や野菜などを入れた「特製かに汁」など、冬の寒さで冷えたからだも温まるしすごくおいしいですよね!
「かに道楽」では、そんな冬に負けないくらいのおいしい「かに」をみんなに知ってもらおうと、キャンペーンなどを実施しています。
2018年のキャンペーンは、クイズに答えて抽選200名様にで「1万円」がもらえる!というもの。
毎年恒例 “かにの日” クイズだぼん♪♪ v (*´∀`)v
かに道楽ホームページ:https://t.co/40Bn34CPjS pic.twitter.com/laGvX1Sx6U— かにぼん【かに道楽公式】 (@kanibong) May 1, 2018
2019年にはテーマに沿った「俳句」を全国から募集。
見事入選された方には、なんと最高10万円分ものお食事券がもらえるのです!!
今日 6月22日 は『かにの日』!!!
かにぼんの誕生日ぼん。:+.゜v( * ′ ω ` )v 。:+.゜
そして、今年の『かにの日』企画の俳句入選者発表日だぼん゚+。:.゚v(*゚Д゚*)https://t.co/oxTpb7NciK
じつは かにぼん も投句してみたけど結果は・・・?
|´゚Д゚`)v。o○ pic.twitter.com/9dstMLq8KR— かにぼん【かに道楽公式】 (@kanibong) June 22, 2019
そもそも「かに道楽」が様々なキャンペーンでPRする、夏のおいしい「かに」とは一体どんな「かに」なのでしょうか?
夏においしく食べられる「かに」
ここでは、夏においしく食べられる「かに」3つを紹介してきます!
あなたも聞いたことのある「かに」ですので、最後まで読んでくださいね。
「かに」は、夏頃にもおいしく食べられることがわかりますよ。
1.タラバガニ
春から夏頃は「タラバガニ」がおいしく食べられる旬(漁獲期間)となります。
というのは、この時期(オホーツク海の流氷が去った後)に獲れる「タラバガニ」は甘味が強くなると言われていますす。
「タラバガニ」の、主な産地と漁時期を以下に書いておきます。
- 北海道・・・春から夏
- ロシア(オホーツク海)・・・春から夏
ちなみに、アラスカ(ベーリング海)も「タラバガニ」の有名な産地です。
しかし、ベーリング海では解禁の時期が冬と決まっています。
ですので、アラスカ(ベーリング海)では「タラバガニ」は冬にしか漁獲されないものとなっています。
2.ズワイガニ
「ズワイガニ」の旬(漁獲期間)は春(4月から5月)頃です。
この時期に獲れる「ズワイガニ」は身の甘さが格別で美味しくなるそうです。
主な産地は以下の通り。
北海道やそれ以北のオホーツク海
「タラバガニ」と同じように、流氷が解けるころが旬となっています。
冬が旬でおいしい!というイメージの「ズワイガニ」ですが、それは日本海の話なんです。
冬にもなると、石川の「加能がに」や福井の「越前がに」といった産地ブランドに注目しがちとなりますからね。
ですから、日本海産(石川、福井、鳥取など)や北海道産、さらに外国産も合わせると、「ズワイガニ」は夏以外を除けば、ほぼ一年を通して楽しめます!
3.花咲がに
「花咲がに」の旬(漁獲期間)は7月から8月、9月ごろまでです。
実は「花咲がに」は生息区域がとても狭いです。
そのため、幻のカニと呼ばれていて漁獲期間が設けられているのです。
主な産地は以下の通り。
北海道沿岸からオホーツク海、ベーリング海
身が引き締まっていて、すごく柔らかいのが特徴。
また、身入りもよく、甘みのある濃厚な味わいとなっています。
「花咲がに」は夏にしか味わえない希少な「かに」となっています。
では、そんなおいしい「かに」が食べられる旅館はどこにあるのか。
次節で紹介していきます!
夏のおいしい「かに」を食べられる旅館や宿
前節で解説したように、夏の「カニ」は北海道が旬です。
ここでは、北海道の夏のおいしい「かに」を食べられるホテル・旅館など2つを紹介していきます。
1.イマジン ホテル&リゾート函館
出典:イマジン ホテル&リゾート函館
「イマジンホテル&リゾート」は、北海道は函館市湯川町のホテルで、2019年4月1日に全館リニューアルオープン!
夕・朝食は旬の味覚をバイキングでご堪能いただけます。
ずわい蟹やいくらなどをはじめとする海鮮や地元産の食材を約40種ご用意しています。
2.湯の川観光ホテル祥苑【伊東園ホテルズ】
出典:湯の川観光ホテル祥苑【伊東園ホテルズ】
「湯の川観光ホテル祥苑」は、北海道は函館市湯川町にあるホテルです。
函館の素材に拘った郷土料理やお寿司、新鮮お刺身が並び、月替わりのフェア料理が人気です。
「蟹の食べ放題」フェアも開催しています!
全50種類以上のバイキング料理をはじめ、個室食事処で会席膳や和食膳をお楽しみいただけます!
まとめ
6月22日「かにの日」の由来や夏のおいしい「かに」について解説してきました。
- 6月22日「かにの日」の由来は、星座占いや五十音順から「かに道楽」が、夏の「かに」PRのために制定
- おいしい「かに」は冬だけでない!夏の「かに」もおいしく食べられる!
僕の地元(石川)でも、11月になると「かに」漁が解禁され、香箱がにや加能がに(ズワイガニ)を食べるイベントが開催されます。
今更ながら、おいしい「かに」は冬にしか食べられないものと思っていました。
しかし、6月22日の「かにの日」にちなみ、主に北海道で獲れる夏「かに」にも魅力があることに気づきました。
そんな夏「かに」を、一度は食べてみたいですよね!