5月22日放送の「マツコ& 有吉 かりそめ天国」で放送された「働き方改革の世の中、どう働けば他人に差がつくと思う?」
というテーマがありました。
特に「働き方改革」のうち「長時間労働の是正」についての内容です。
その中でマツコさん、有吉さんがそれぞれの思いをコメントしています。
マツコ:「昔から日本人は(仕事は)体で覚えろ!と言われていて急に(仕事の)やり方なんて変えることは出来ない」
有吉:「変えるなら大胆に変えろ!例えば、昼休憩は3時間とか...」
マツコ:「12時までならいつ出勤しても可能にしちゃうとか...」
働き方改革に対する世間の取り組みを見ていて変えることの難しさを感じているような発言です。
やるならもっと大胆に!と奇抜なコメントもしていましたね。
「働き方改革」という国の政策の本来の意味を、履き違えて取り組んでいては、かえってストレスなど逆効果となって意味がありません。
来年より中小企業向けに施行されます。
マツコさんや有吉さんのコメントを元に「働き方改革」の取り組みに役立てばいいですね。
働き方改革による社員のメリットは?
健康的なリスクを軽減できる
「長時間労働の是正」により労働時間が減るため疲労やストレスといった健康被害が減ります。
また近年、社会問題化している過労死や自殺の抑制にも繋がります。
マツコさんも言っていますが、12時までの自由出勤とすれば、朝の通勤ラッシュ時の負担を軽減できますね。
電車に限らず、車通勤の方も大きなメリットとなると思います。
また雪国にお住いの方であれば、積雪時の朝の雪かきのために早起きすることもなくなります。雪かきは仕事と同じなんです!
ライフワークバランスを取り戻せる
自由な時間を勉強や副業などに使うことでスキルアップを目指すことができます。
なので、仕事ではそのスキルを活かして本来の仕事の効率をアップすることができ仕事の時間短縮が可能、
結果、残業を減らすことにも繋がって生活が豊かになります。
「働き方改革」の目指すところはライフワークバランスです。
単純に企業側だけ残業制限を設けるのではなく、またその社員も空いた時間で勉強や副業などでスキル、新たな技術・知識を得ることで、本来の仕事を効率化ででき時間短縮が可能となっていくと思います。
まさに「働き方改革の世の中、どう働けば他人に差がつくと思う?」このテーマの趣旨ですね。
こんな取り組みは「働き方改革」の意味を履き違えている!
残業制限があるから会議は始業前にしているという話...
これって単に会議の時間を就業時間とは別にしているってことですよね。
そもそも始業前に会議しても会社に来ている時間が早まっただけで会社に拘束される時間は長くなるだけだと思います。
有吉さんも言っていますが、遠方の人だと朝四時くらいに起きないといけないんじゃないかと。
よって労働時間は軽減されるどころか長くなっていてかえって疲労、ストレスの原因となり逆効果です。
また有吉さんは、発言権のない人材をあつめたダラダラ会議となり適当に聞いているだけで「会議は上司のエゴ!」とも言っています。
会議は今では会社に一同集めなくてもWEBなどでできるし「働き方改革」という意味を考えれば、会議自体の質がどうなのか考えないといけないと思います。
会議が本当に必要なのか不要なのか。
必要であれば、より効率的な会議方法は何なのか(WEB会議は可能か)を模索し実施したいものです。
まとめ
「働き方改革(長時間労働の是正)」はまだ始まったばかり。
単純に物事を入れ替えするといった取り組みは会社にとっても社員にとっても何のメリットもありません。
むしろ両者により負担がかかることも。
ライフワークバランスを取り戻すといった本来の目的を取り戻すために、企業、社員の両者がしっかりと「働き方改革」の意味を知っておく必要があります。
来年からは中小企業にも適用されるので、こういった意見からより良い取り組みにしてもらいたいです。