※この記事にはプロモーションが含まれています。

ITエンジニアを目指す

WEBプログラマーの面接官に刺さる志望動機に必要なポイントと例文

 

WEBプログラマーとして採用してもらえるための志望動機が知りたいです。

でも未経験なのでどのように伝えたら良いかわかりません。

例文などあると助かります。

 

本記事の内容

  • 前提|素直に伝える意識をもつ
  • WEBプログラマーの志望動機に必要なポイント
  • 志望動機の例文
  • ダメな志望動機

 

この記事を書いている僕は、過去IT企業WEB会社に在籍し、現在WEB系フリーランスとして活動中。

 

まず最初に、志望動機を考える上で最も意識して欲しいことは、

飾られた言葉ではなく、素直でありのままの思いを伝えること

です。

 

僕はWEB会社に在籍していた頃は、社員採用の面接にも携わっていました。

ですから、どういう志望動機であれば面接官の心に突き刺さるのかを熟知しています。

 

この記事では、未経験からWEBプログラマーになりたい方へ、刺さる志望動機を考える上で必要なポイントや、志望動機の例文などについて解説していきます。

 

志望動機はあまり難しいことを考える必要はありませんよ。

素直な気持ちの中で、これから解説するポイントを意識することで面接官に突き刺さる「志望動機」になりますよ。

 

1.前提|素直に伝える意識をもつ

1.前提|素直に伝える意識をもつ

 

まず前提として、未経験者でプログラマーの「志望動機」を伝える上で意識すべきことは以下のことです。

  • カッコ(飾り付け)は不要です。
  • これまでの人生経験の中から、WEBプログラマーに興味を持った理由、なりたいと思った理由を素直に伝えよう。

 

面接官は、プログラミングに携わったことのない未経験者の思いを知りたいんです

 

未経験者が色々とWEB関連の用語や実際の仕事内容を織り交ぜて語っても、ベテランの面接官には何にも響きません。

面接官からすればプログラマーとして当然のことを言っているだけで、未経験者が意識すべき問題ではないと思うからです。

逆に面接官から質問されると、返答し辛くなったりできなかったりと耐えがたい面接にもなってしまいます。

 

それよりも、これまであなたが生きてきた経験の中から感じた素直な思いを伝えていきましょう

そうすることで、いざ突っ込まれた質問にも適切な返答ができますし、プログラマーとしての必要な「コミュニケーション」も難なく取ることも可能です。

 

では、WEBプログラマーの志望動機に必要なポイントを解説していきます。

 

2.WEBプログラマーの志望動機に必要なポイント4つ

2.WEBプログラマーの志望動機に必要なポイント4つ

 

WEBプログラマーになるにあたり、その志望動機に必要なポイントは以下4つです。

  1. なぜこの業界(WEB)・職種(プログラマー)・会社を志望したのか
  2. 現在どんな努力(準備)をしているのか
  3. 入社後にやりたいこと(具体例も)
  4. 将来どんなWEBプログラマーになりたいか

 

順に解説していきます。

 

【ポイント1】なぜこの業界(WEB)・職種(プログラマー)・会社を志望したのか

【ポイント1】なぜこの業界(WEB)・職種(プログラマー)・会社を志望したのか

 

数ある業界の中で、なぜ「WEBプログラマー」を選びこの「会社」を選んだのか、興味を持ったキッカケをお伝えします。

ただし、考えすぎは厳禁です!

 

以下のような感じであなたの素直な思いを伝えるだけで十分です。

  • 「学生の頃に少しだけプログラミングに携わったから」
  • 「モノづくりが好き」
  • 「生まれ育った地元で活躍しもっと活性化させていきたい」...

 

なぜなら、仕事に興味を持つキッカケなんてほぼ人の直感だからです。

あなたの性格や状況、これまでの経験から、自分に合ったお仕事を選ぶのはごく普通のことです

その思いを素直にお伝えしましょう。

 

僕の場合、(大学の)先生にIT業界を勧められて、具体的に何をするかわからないまま面接に望みました。

志望動機は「先生に勧められたから」と素直に言いいましたが、無事採用されましたよ。

 

ぶちゃけ、「給与が良くて、将来性がありそう」「カッコよさそう」でもいいでしょう。

現に活躍しているプログラマーなどのエンジニアにも、見てくれや体裁などをキッカケに入社している人もいますからね。

 

WEBプログラマーになりたいと思ったキッカケを、変にカッコをつけようと考えすぎると突っ込まれた時の返答に困ってしまいます。

そうなると、面接の最後まで一貫した返答ができず、うわべだけの作りものの動機だと面接官に見透かされますよ。

 

素直な気持ちを伝えることで、いざ突っ込まれたとしてもそのままの気持ちで返答すれば良いだけです

 

【ポイント2】現在どんな努力(準備)をしているのか

【ポイント2】現在どんな努力(準備)をしているのか

 

面接官が志望動機で一番聞きたい重要なことです

いくらWEBプログラマーとして頑張りたいといってもその裏付けが気になります。

プログラミング未経験とはいえ、興味を持ったんだから何かしらの努力や準備をしているのだと期待しているんです。

 

例えば、以下のようにお伝えすればOKです。

  • プログラミング言語(Ruby)を使ってxxxサービスを作っています。
  • IT系の資格取得に向けて勉強しています。
  • パソコンが全くわからないので、中古で購入し操作を覚えています...

 

興味を持ったのに、何もしていないのでは本当にWEBプログラマーになりたいの?と疑問をもたれます。

 

プログラマーは行動することが大事

実際に就職しプログラマーとして現場に出ると行動力が大事なんです

なぜなら、プログラマーという職業は「モノを作ってなんぼ」という世界だからです。

 

いくら知識やスキルだけがあっても、手を動かして実践しないプログラマーは会社に嫌われます

手を動かさないから、何の成果物もありません。

ですから会社にとっては、ただ会社に座って喋っているだけの給与泥棒としか認識しません。

 

しかし、知識はないけども試行錯誤しながら仕事(プログラミング)をし、最適解を求める貪欲なプログラマーほど会社にとって好まれます

 

ですから、WEBプログラマーという職業に興味を持ったんだから、まずはあなたにできる限りの行動をしてその根拠を示しましょう

そうでないと、本当にWEBプログラマーになりたいという思いを、面接官にお伝えすることはできませんよ。

 

【ポイント3】入社後にやりたいこと(具体例も)

【ポイント3】入社後にやりたいこと(具体例も)

 

  • 地元特産をメインにしたショッピングサイトを作りたい。
  • インスタのようなSNSを作りたい。
  • WPを使ったWEB製作のお仕事がしたい...

 

どんなことでも良いので、あなたが入社してから携わりたい仕事を具体的に伝えましょう

また、なぜその仕事に携わろうかと思ったのか理由も同時に伝えます。

 

なぜなら、面接官への伝える意図としては以下2つがあるからです。

  • 活躍の場を自分で作れる
  • きちんと目標意識を持っている

 

会社としては単にぶら下がるだけの社員は必要ないんです。

つまり、開発チームに入って、言われたことだけを淡々とこなすだけの人材はいらないということです

 

問題意識を持つことで開発メンバーに溶け込める

改造案件にしろ新規案件にしろ、何らかの問題があるからみんなで協力して仕事(開発)をしていきます。

その何らかの問題とは以下のようなことで、これらに真剣に向き合わないと自分の居場所を失います

  • なぜバグが混入したのか
  • バグを生まない方法(対策)は何なのか
  • 顧客(クライアント)の悩みや必要とするWEBサービスは何?
  • 期限(納期)までに完了できるにはどうするか

 

上記をしっかりと考えられることで、チーム内で発言できますし、開発に携わる意味も理解できます。

もし、それができないと仕事を「やらされている」感でいっぱいになり、仕事自体がつまらなくなるのです

 

また会社にとっても、利益に貢献しない社員だと思われて評価も下がります。

ついには会社や仕事を辞めてしまいたいと思うようになってきますよ。

 

ですから、入社後にやりたいこと(目標)となぜそれをやりたいのかという問題意識を持っておきましょう

 

【ポイント4】将来どんなWEBプログラマーになりたいか(野望や夢)

【ポイント4】将来どんなWEBプログラマーになりたいか(野望や夢)

 

数年後、WEBプログラマーとしてあなたはこの会社で「どうなっていたい」のかをお伝えしましょう。

その理由は以下のとおり

  • やりたいこと(野望)を持つことは仕事をする上で活力にもなる
  • 面接官とコミュニケーションが取れる

 

やりたいこと(野望)を持っている方は活力があります。

 

ただ未経験者は、まだプログラマーのスタート地点にも立っていないわけですから将来的なことは考えにくいですよね。

しかし、専門的なことや実現可能なことを話す必要ははなく、やりたいこと(夢や野望)をお話しすると良いでしょう。

 

僕の所属会社に入社してきた未経験者は「Amazonを超える世界的なECサイトを作りたい」と言っていました。

可能か不可能かは別として、そこまでの考えを持っている方と一緒に仕事をすると、多少難しい仕事でも積極的です。

「Amazonまでとは行かないものの、Amazonの次くらいのECにはなれそうだ」と思ってしまうくらい周りを引っ張って行ったりと建設的に仕事をしてくれます。

 

また、将来的な夢や野望の話はすごく楽しいので、面接官も悪い気はしません。

むしろ、同じ目標や夢だと話は弾むので「コミュニケーション」を取るのには最適です。

「コミュニケーション」はプログラマーとして必要なスキルの一つでありますから、「コミュニケーション」を取れる人材は貴重なんです

 

控えめな話よりも、場の盛り上がるような飛んだ話をして

「おもしろいやつだし、こいつとなら一緒に仕事をしてもいいかも...」

と思ってもらいましょう。

 

入社後には笑い話などにもなって、居心地のよい環境にもなりますよ。

 

3.志望動機の例文

3.志望動機の例文

 

これまで解説した以下4つのポイントを押さえつつ「志望動機」の例文2つをご紹介いたします。

  1. なぜこの業界(WEB)・職種(プログラマー)・会社を志望したのか
  2. 現在どんな努力(準備)をしているのか
  3. 入社後にやりたいこと(具体例も)
  4. 将来どんなWEBプログラマーになりたいか

 

例1.学生時代の授業でプログラミングをかじった程度の場合

例1.学生時代の授業でプログラミングをかじった程度の場合

 

学生時代のプログラミング授業で「スケジュールサービス」を作ったことがキッカケで興味を持ちプログラミングの学習を始めました。

独学していく中で、エラーや動かないといったアクシデントもありましたが、試行錯誤を繰り返し出来るようになった時の感動はなんともいえない達成感を感じました。

プログラミングに携わっているうちにその魅力に惹かれ、プログラミングに携わる仕事がしたいと考えるようになりました。

 

また御社を志望した理由は、私が現在学習しているWEBサービスをさらに発展させたものだと知り、もっと深く学びその一員として製作に携わっていきたいと思ったからです。

 

将来的には多くの人たちに「便利なものだね」と毎日使ってもらえるようなWEBサービスを開発し、社会の発展に貢献していきたいと考えています。

 

学生時代の授業などで少しでも携わった方であれば、その経験はWEBプログラマーになりたいと思った直接のキッカケとなります

そこから、今どんな準備(努力)をしているか伝えればOKです。

また、その準備(努力)は、志望する会社でさらに発展させて継続できますから、自分と会社との接点が生まれています。

 

例2.全くの未経験

例2.全くの未経験

 

私は震災を経験しまして、当時必要な情報を得るのに便利だった「SNS」の魅力に惹かれました。

そこでこんな便利なWEBサービス(SNS)は自分でも作れないのかと考え、まずはITやWEBの知識を深めたいと情報系試験の合格に向けて現在学習しています。

また、御社を志望したのは、様々な研修や上司・先輩社員との情報交流の機会もあるとのことで、より自分のスキルを向上できかつ、活躍の機会を与えてくれる会社だと思ったからです。

 

そんな御社へ入社した際には、様々な先輩・上司とコミュニケーションを取りながら、誰でも参加できる社内の技術コミュニケーションサービス(SNS)を作りたいです。

 

将来的には、グローバルに活躍できるWEBプログラマーとなり、世界中の人たちに必要な情報が伝わる便利なSNSサービスを作りたいです。

 

全くの未経験でも、これまで使ってきたWEBサービスからその魅力などを感じることはあるでしょう

また、直接プログラミング学習できなくとも、今できる準備はIT系資格取得でも何でもいいですよ。

大事なのは、今できる限りの努力をしているかということです。

 

4.ダメな志望動機

4.ダメな志望動機

 

ダメな志望動機も少しだけご紹介しておきます。

 

テンプレそのまま使う|普通すぎて興味を持ってくれない

テンプレそのまま使う|普通すぎて興味を持ってくれない

 

転職マニュアルなどに掲載されている「志望動機文例」をそのまま使ってはいけません。

パクリはダメと言うことは当然ですが、それよりも「普通」すぎるからという理由です

 

「普通」だと当たり障りがないので、面接官は興味を持ってくれません。

WEB業界やプログラミングのお仕事においては、何もないところからの構想からはじまります。

つまり「創造」することが大事なんです

当たり障りない「普通」の創造では、製品は売れません。

 

奇抜な発想のものや誰にも真似できないものでないと人は興味を持ってくれないんです。

こうしたあなたにしかないオリジナルな「志望動機」を面接官は求めています。

 

あなたが経験したことや感じたことを言語化していけば、あなたオリジナルの「志望動機」となりますよ。

 

未経験であることを押し出す

未経験であることを押し出す

 

...未経験でも研修が充実していると聞き安心し志望しました。

...まだまだ未熟ですが、先輩・上司の指導を仰ぎながら精一杯頑張っていきます。

 

未経験だからといって、未経験を押し出しすぎる「志望動機」はいけません。

 

しかし、未経験者であることを言ってはいけないと言うことではありません。

未経験だからと言って「誰かに頼りすぎはいけないよ」と言うことです

 

プログラミングする中で、エラーやバグ・動かないといったアクシデントはつきものです。

とはいえ、誰かを頼るのではなく、まずは自身で考え解決していこうとする行動力が大切です。

理由は、試行錯誤することで自分のスキルや知識となるから。

 

未経験者であれば謙虚になることも大事ですが、まずは自分で行動してやってみる」という能動的な気持ちを持ちましょう。

未経験を押し出すと面接官に「こいつは誰かに教えられないとできないのか」と消極的な人だと思われかねませんよ。

 

 

まとめ|プログラミング学習をはじめよう!

最後に要点をまとめます。

 

前提|素直に伝える意識をもつ

これまでのあなたの人生経験の中から、WEBプログラマーに興味を持った理由、なりたいと思った理由を素直に伝えよう。

 

WEBプログラマーの志望動機に必要なポイント

  1. なぜこの業界(WEB)・職種(プログラマー)・会社を志望したのか
  2. 現在どんな努力(準備)をしているのか
  3. 入社後にやりたいこと(具体例も)
  4. 将来どんなWEBプログラマーになりたいか

 

未経験だからと臆することは決してなく、堂々とあなたのやりたいことや将来を伝えていきましょう。

 

あなたの行きたいと思った会社への情熱は、あなたの経験上記4つのポイントで、面接官にも刺さる「志望動機」となります。

そのためにもまずは、WEBプログラミングを学んで「WEBプログラマーになる!」という積極性を見せていきましょうね!

関連リンク

-ITエンジニアを目指す

© 2024 楽するわーく