WEBプログラミングを学ぶのにどの学習サイトを使えばいい?
未経験でもわかりやすく学べるサイトを教えて欲しいな。
本記事の内容
- 前提|学習サイトの選び方
- WEBプログラミングを学べる学習サイト5選(無料あり)
- 学習サイトのメリット・デメリット
- どういった人に学習サイトはオススメか
本記事を書いている僕は、IT企業やWEB企業に在籍し、現在WEB系のフリーランスとして活動中。
WEBプログラミングをあなたに合った「学習サイト」で学ぶことで、圧倒的なコストパフォーマンスでプログラマーなどのエンジニアになれます。
とはいえ、数ある「学習サイト」の中からどれを選んで学習すれば良いのか迷いますよね。
そこで今回は、ネットで学習できる「学習サイト」の中から、未経験者でも分かりやすく学べる「WEBプログラミング学習サイト5つ」をご紹介していきます。
まずは、あなたに合った学習サイトの選び方から解説しますね。
1.前提|学習サイトの選び方
- 動画で学ぶ
- コーディングして学ぶ
- 実際に使ってみることをオススメ!
当記事では、「動画」「コーディング」で学べる2タイプの学習サイトを厳選しています。
しかし、動画だけを視聴してもそれだけでは実際にコーディングできるようになるわけではありません。
せいぜい知識としてインプットできるくらいです。
プログラミングをできるようになるのであれば、コーディングしながらの方が確実にスキルは身につきます。
「動画」や参考書などを併用しながら学習するのがコツです。
まずはあなた自身がやりやすいと感じた学習サイトを見つけるため、実際に試してみることが大切です。
では、未経験にも分かりやすく学べる学習サイト5つを解説します!
2.WEBプログラミングを学べる学習サイト5選(無料あり)
WEBプログラミングを学べる未経験者にオススメの分かりやすい「学習サイト」は以下の通り。
学習サイト | 学習形式 | 料金 |
Progate | コーディング | 一部無料 |
ドットインストール | 動画 + コーディング | 一部無料 |
paiza | 動画 + コーディング | 一部無料 |
Udemy | 動画 | 有料 |
CODEPREP | コーディング | 無料 |
もちろん、どのサイトもWEBプログラミングスキルは学べます。
上から順番に解説していきます。
Progate|コーディング
「Progate」で学べること。
HTML,CSS,javascript,jQuery,Ruby,Rails,PHP,Java,PythonなどのWEBプログラミングスキル
上記スキルを実際にコーディングしながら学習できます。
しかし、無料で学べることは基礎知識部分(初級レベル)だけ。
基礎知識だけを学ぶだけなら十分ですが、開発までの知識を得るのであれば無料では不足です。
有料プラン(月額980円(税別))に加入することで上記実践・応用レベルのスキルを学習できます。
学習は各テーマごとにレッスンが設けられて、はじめにスライド画像を見たあと、実際にコーディングして動作を確認していきます。
コーディングにつまったり、間違えた場合はヒントやわかりやすくエラーを表示してくれますから、解決も早いです。
しかし、スライド画像の解説は、ざっくりとした解説ですから未経験者にとっては若干わかり辛い部分があるのが印象です。
こうしたわかり辛い部分は、書籍や実際にググってみて理解する必要がありますね。
ポイント
- スライド画像はやや説明不足感があるので、書籍やググりながら進めよう。
- 最初に他のサイトの「動画」解説などで学習した後に、Progateでコーディングすると進めやすい。
- 無料で学んだ後は、より知識を深めるため有料会員になることをオススメ。
ドットインストール|動画とコーディング
「ドットインストール」で学べること。
HTML,CSS,javascript,jQuery,Ruby,Rails,PHP,Java,PythonなどのWEBプログラミングスキル
その他、サーバー環境構築やデータベース言語など
上記スキルを3分程度の動画で視聴しながら、実際にコーディングもして学習できます。
しかし、無料で学べることは上記のほんの基礎部分だけで、動画視聴しかできません。
プログラミング学習となると動画だけでは十分な学習はできませんから、プログラミングスキルを身に付けるには程遠いです。
月額1,080円(税込)のプレミアム会員になることで、実践・応用レベルのスキルを動画視聴、コーディングもしながら学習できますからオススメです。
つまづいたところや疑問点は、現在「質問機能」も実装されていますから、個別に質問することも可能です(制限あり)。
ポイント
- 無料では学べることが少なすぎるので、まずは無料で感触を確かめてみてプレミアム会員になることをオススメします。
- 動画の解説は詳しいので、解説で全体を押さえつつコーディングしていく流れが理解しやすいです。
- 「質問機能」で悩みどころを解決
paiza|動画とコーディング
「paiza」で学べること。
HTML,CSS,javascript,jQuery,Ruby,Rails,PHP,Java,PythonなどのWEBプログラミングスキル
その他、Gitやサーバー環境構築、データベース言語、フレームワークなど
上記スキルを約3分の動画解説を見ながら、実際にコーディングし学習できます。
無料で学べることは上記の基礎知識部分だけ。
月額1,078円(税込)で上記実践・応用レベルのスキルを学習できます。
つまづいたところや疑問点は「質問機能」も実装されていますから、個別に質問することも可能です。
また「paiza」には「スキルチェック」ができて推定年収やスキルランクがわかるから学習しがいもありますね。
ポイント
- 無料では学べることが少なすぎるので、まずは無料で感触を確かめてみてプレミアム会員になることをオススメします。
- 動画の解説は詳しいので、解説で全体を押さえつつコーディングしていく流れが理解しやすいです。
- スキルチェックはやりがいを生む
Udemy|動画
「Udemy」で学べること。
HTML,CSS,javascript,jQuery,Ruby,Rails,PHP,Java,PythonなどのWEBプログラミングスキル
その他、Gitやサーバー環境構築、データベース言語、フレームワークなど
「Udemy」は月額制での利用ではなく、コンテンツ買い切り型の学習サービスです。
エンジニアが作成した学習コンテンツを、1コンテンツ大体1,600円ほどから購入します。
様々な作成者が作るコンテンツですから、クオリティなどもバラバラです。
また、たくさんの作成者が作るコンテンツだから、難易度判断も作成者次第で決められます。
ですから、初級レベルといいつつ未経験者にとって難しいと思うコンテンツもあるので、購入に迷ったら購入者口コミなども掲載されているので参考にしてくださいね。
ポイント
- ある程度プログラミングの文法や構文の基礎知識を押さえた方が、次のステップに進むための教材として。
CODEPREP|コーディング
「CODEPREP」で学べること。
HTML,CSS,javascript,jQuery,Ruby,Rails,PHP,Java,PythonなどのWEBプログラミングスキル
その他、Bootstarapなど
「CODEPREP」は上記スキルを実際にコーディングし全て無料で学習できます。
コーデイングといっても、一部の記述を埋めて書いていく「穴埋め」形式です。
例えばこんな感じです。
luckという変数を宣言しましょう。
( ) luck;
ですから、コード全文を書くのに自信がない方にとっては学習しやすいでしょう。
また「ディスカッション」といって、つまづいたところや疑問を書き込むことができます。
書き込んでおくことで、他のメンバーからヒントや回答をもらえることもありますよ。
ポイント
- 少しづつでいいから、文法や構文を理解していきたい。
- とにかく全て無料で学習したい!
3.学習サイトのメリット・デメリット
学習サイトのメリット・デメリットを解説します。
メリット
- 環境構築せずブラウザ上ですぐに学習可能
- 費用が安い(もしくは無料)
- どこでも学べる
学習にあたり、あなたのパソコンに何も設定する必要がありません。
ブラウザさえあれば、動画視聴やコーディングといった作業ができます。
また、学習コストも月額1,000円程度ですから、コスパ抜群!
パソコンはもちろん、スマホでも動画視聴ができますから、通勤中など外出中でもいつでも学習ができるのがいいですね。
デメリット
- 無料部分だけでは肝心な部分が学習できない
- つまづいた時の解決策がみつからない
- 学習するだけで実際にサービスを公開できない
無料部分だけでは肝心な部分が学習できない
深く学習しスキルをつけるためには有料プランに入ることは必至です。
無料プランでは基礎の基礎部分は学習できますが、実践的な部分は有料プランでしか学習できません。
ですが、月額1000円ほどですから、スクールに比べるとかなり安いです!
つまづいた時の解決策が見つけづらい
また、学習サイトによる学習は一人での学習となるため、つまづいた時や疑問点が出たとき質問する人がいません。
ですから、解決に時間が掛かったり、1日中試行錯誤してしまうこともあるんです。
とはいえ、学習サイトには「質問機能」や詳しい解説もあります。
また、WEBプログラミング学習のQAサイト(テラテイルなど)もネット上にありますから未経験者でも解決できないこともないですよ。
むしろ、プログラミングで大切な「自分で問題を解決していく能力」が身に付きますね!
学習するだけで実際にサービスを公開できない
学習サイトはプログラミングスキルを身に付けるための「学習」のみしかできません。
学習サイトでの学習はあくまでサービス事業者のプラットフォーム上での作業です。
作ったWEBサイトは実際に公開することもできませんし、それを自分のパソコンにも入れることができないんです。
実際に公開するモノを作りたいのであれば、別途環境設定しコーディングをしていかないといけませんね。
4.どういった人に学習サイトはオススメか
- なるべく安くWEBプログラミングを学びたい
- 一人で学習するのが好き
- 長時間悩むことも苦ではない
金銭的な要因で、スクールを利用するよりも学習サイトを選ぶ人は多いですね。
僕自信も、まずは独学できないかと「学習サイト」を実践します。
しかし、学習サイトで手詰まったり、学習の方向性が分からなくなった場合には、スクールも検討しても良いです。
せっかくはじめたプログラミングですから、途中あきらめたらもったいないですよね。
スクールを利用することで最後まで学ぶことができますから、その後稼ぐことも十分可能です。
働いて1、2ヶ月ほどで受講料の元が取れることを考えると、スクールも利用する価値はありますよ。
まとめ|まずは学習サイトを試してみよう!
最後に要点をまとめます。
WEBプログラミングを学べる未経験者にオススメの分かりやすい「学習サイト」は以下の通り。
学習サイト | 学習形式 | 料金 |
Progate | コーディング | 一部無料 |
ドットインストール | 動画 + コーディング | 一部無料 |
paiza | 動画 + コーディング | 一部無料 |
Udemy | 動画 | 有料 |
CODEPREP | コーディング | 無料 |
もちろん、どのサイトもWEBプログラミングスキルは十分に学べますよ。
学習サイトは、費用的にもスクールを利用することに比べればかなり安いです。
とはいえ、つまづいたり悩んだりすることもあるため、その打開も自身でしないといけません。
一長一短はありますが、プログラミングに携わるのであれば常に学習する意識は必要ですよ。
まずは、あなたに合ったサイトを一つづつ試して最終的に二つほどに絞ってみてくださいね!