バスケの審判員を初めた頃はよくやってしまうやりがちなミスがあります。
バスケ審判の初心者🔰であれば、僕も含めて誰でも経験はあるのではないでしょうか。
今回はそんなバスケ審判のやりがちなミスをいくつか紹介し、その解決方法を実体験から解説していきます。
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やりがちなミス
アウトオブバウンズでどちらのチーム側からリスタートすればよいかが分からなくなる
ボールが選手と被っていたためどちら側がアウトとしたのか分からなくなる場合
これは立つ(見る)位置が問題です。
なるべく選手と選手の間に入ることと、サイドライン側に立つことを意識するといいと思います。
そうすることで、両選手の手の状況も見れますし、サイドライン側に立つことで際どいアウトオブバウンズも見ることができるからです。
ボールをアウトにしたチームはわかるが、指差しの方向が分からなくなる場合。
この話はよく聞きますし、僕も今でもよく分からなくなります。
その場合には僕はとりあえず、以下のようにします。
手を挙げて → 笛を吹き →「青!」や「白!」と声を出す
トレイルとリードが頻繁に入れ替わるので分からなくなるのも理解できますが、選手やベンチ、観客には次のアクションを伝えなければなりませんので、声だけでも発して伝えるようにしています。
そうすることでクレームも今のところありません。
上手い審判となるといつでも声と指差しが同時にできていますが、そこは慣れだと思っています。
TOを見ていなくてタイムアウトや選手交代を見逃した
これはトレイル時によくあるミスです。
(僕は審判講習会で指摘されました)
テーブルオフィシャルズ(以下TO)の合図が必ず聞こえるとは限りません。
TOが慣れていなくてもたついていたり、警告音の不備や聞こえなかたりなどアクシデントはつきものです。
そのため以下の時には必ずTO席を見て確認するようにしています。
ポイント
ゲームクロックが止められた時(タイムアウト、選手交代の確認)
最後のフリースローが成功してボールがデッドになった時(タイムアウト、選手交代の確認)
フィールドゴールが決まった場合(タイムアウトの確認)
ファウル時のTOへのレポートする際に笛をくわえっぱなし
ゲームの進行を妨げることはありませんが、審判員としては見栄えがよくありません。
また笛をくわえてレポートするため、TOは聞きづらくなることもあります。
笛を吹いたら → 口から笛を離す
という意識づけが必要です。
1試合でもこれを意識して審判をすることで、
笛を吹いたら → 自然と口から笛を離す
ことができるようになりますよ。
ファウルした選手のナンバーを忘れてTOへのコールがスムーズにできない
最初の頃ってファウルをとったら、「ファウルが取れた!」と、全てが終わったかのような気持ちになるんですよね。
さらにTOへのファウル報告と次のアクションを知らせるという義務も残っているということも、その時点では気づかないこともあるんじゃないですか?(あ、僕だけでしょうか?)
ファウルした選手のナンバーを忘れて、適当なナンバーをTOに報告してはダメですよ。
じゃどうするかというと、
ポイント
①もう一方の審判に聞く
②選手に聞いてみる
この2択しかないと思います。
でも忘れないようにするには、ファウル時にそのファウルした選手をしっかり目で追いかけ(少し)駆け寄ってナンバーを確認することが良い方法だと思います。
最初のうちはミスを防ぐためにこういった工夫をしながらやっていけばいいと思います。
慣れるまでの対処方法です。
参考
今日の大会を見ていて思いましたが、観客として(コートから少し距離を置いて)見た場合にファウルやバイオレーションが判定しやすい時もあると感じました。
要するに、審判はなるべく選手の近くで(接触など)見ようと一生懸命に見やすい位置を確保し動いていますが、場合によっては距離を置いて見た方が判別しやすい場面もあるんだなと思いました。
ミスから学び成長する!
初心者のバスケ審判のやりがちなミスを紹介しましたが、ミスなんて恐れていては何もできません!
ミスから学べることはいくらでもありそこから成長していくものだと思います。
ミスをしたら、原因は何?→ 改善策は?→ 修正し再度やってみる
というPDCAサイクルを回していくことが大事です。
今日の大会で審判してくださった同期の審判員の方いわく、
色々叱られたりするけれど、バスケの審判をやっていて楽しい!
と言っています。
叱られるけど、それを改善していくことで日々成長していることを実感できているということです。
まとめ
ミスなんて人間である以上誰でもあります。
上記で取り上げたミスは初心者審判時に僕がよくやったミスですが、今でも別のミスをしたりします。
大切なことはミスを恐れないことです。ミスを恐れると何も物事ができないし成長もできないからです。
ミスした時にはその都度、原因究明したり、監督に聞いたりしながら改善し少しづつ成長しているからこそ、僕はバスケの審判を続けているんだなあと思っています。
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